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INTA 旧会員インタビュー


INTA 国際ナチュラルセラピー協会では、旧会員さんが日頃ナチュラルセラピーをお仕事に取り入れていらっしゃるご様子をインタビュー形式でお届けしていきます。



【柚木さんとの対談】
第2回:柚木さんの夢、信条、子育てと家族のこと。


INTA インタビュー

アロマ&エステティックサロン『Noah』を経営されている柚木さん

独立までは、さまざまな事を体験、勉強され、何事も前向きに吸収されていらっしゃいます。
現在は、アロマを取り入れながら、勉強と経験からの直感でお客様に施術され、大変評判なサロンとなっています。
柚木さんは、サロン経営と子育てとうまく両立されていらっしゃっており、子育てのお話も興味深いものがあります。


【サロンのプロフィール】

aroma&esthetic salon 『Noah』
所在地:岡山市今4−15−21 イヌカイビル2F・3F
ホームページは http://www.h5.dion.ne.jp/~noah/ 
e-mailは noah.salon@r2.dion.ne.jp

『美は二人三脚。心・体・肌を貴女とともに美しく』をモットーに家庭とお仕事を両立されている。


マーク凡例:■はINTAは柚木さん。

INTA インタビュー ■(INTA) ■さて、少し突っ込んで伺わせてください。お店の経営はうまくいってらっしゃるようですが、成功してきた理由はなんだと思われますか?

◆(柚木さん)まず、まだまだ私のような段階では成功とはいえません。ただ継続できているのは、お客様の支援、それに答えようとするサロン側の向上心かと思います。 資格を取ろうが、関係なく常に新しい技術開発や勉強をする姿勢がお客様に継続して来ていただけている点だと思います。本当に感謝しています。


■今後は、どういう展開をしていきたいとお考えですか?

◆アロマに関しては、アロマとカラーのセラピーで心のケアをできるサロンにしたいです。 また、美容的にアロマを使うことの効果を広めたいです。日本では「アロマ=癒し」のイメージが強いので、今も実行していますが、アロマを使うことで・・・例えばアトピーの方もエステを受けられるようなサロンの定着です。


■すてきな夢ですね。アロマの利用範囲は本当に広く可能性も無限大だと思います。しかし、日本では今のところ、化粧品法をはじめとする薬事法の規制のため、アロマやサロンで「治療」できるとは謳えないことになっていますね。こうした法律、規制についてお考えのことがあれば、お聞かせください。

◆治療は医師のすることと、きちんとお話しています。ただ私達エステティシャンは改善を導くものであり、お客様の私生活が心豊かになるようにすることが仕事です。 なので、あまり気にはしていません。 今現在の日本の薬事法では確かに謳えませんが、それは化粧品やアロマでも同じ事で、これで直ると言ってはいけませんよね。ただ綺麗になれば周りから広がるのですよね。これが化粧品やアロマの良いところだと思います。それが一番と思いますよ。

とても微妙なことですが、今のところ「改善」ということがベストな表現と思っています。


■柚木さんの大きな意味での、今後の夢について伺えますか。

◆街中にスタイリッシュな1店舗、郊外に1店舗、こちらは現実離れのサロン・アーユルヴェーダー・アロマをもちいれたいですね、そんなお店作りですね。 また、今開校したばかりのスクールで、心も技術も素晴らしいエステティシャンを育てていきたいです。

■教育部門も設立されたのですね。柚木さんにとって「理想的なエステティシャン」とは? また理想的なエステティシャンを育てるための秘訣を教えていただけますか?

◆「理想のエステティシャン」はお客様(人)に信頼されるエステティシャンです。その中には、知識・技術・人間性などを取り混ぜてます。まだ開設したばかりで秘訣とまではいえませんが、スタッフ育成では、まず掃除・美意識・言葉遣い・心配りのできる人間になりなさいといいます。技術・知識は努力すればついてきますが、この4つは人として大切なことと思いますので、新人は掃除ばっかりしています。「エステティシャン=人を綺麗にすればいいんだ」では信頼もされませんので。このあたりは母親よりうるさいかも・・・(^^;)


■人間としての礼節が基本、ということですね。 柚木さんはお子さんを育てながら頑張っていらしたと伺いましたが、「子育てと仕事の両立」についてお話を伺えますか。

◆プロフィールの中に書きましたが、本当にお金がなくてとりあえずがむしゃらに育ててきたので、立派なことはいえません。 「大変でしょう」とよく言われますが、そんなに苦ではありません。人間的に楽天家だからかな・・・? ただし、育てると覚悟して産んだ子供ですし、ましてや物ではないので大変で当たり前だと思います。私の身勝手で子供を振り回した時期もありますが。。


気をつけている点としては、
 @どんなに忙しくても3食、食事を作ることです。今はサロン運営のため、朝作ってチンして食べてもらっていますが一応手作りです。勤め時代も、帰ったらすぐ作っていましたよ。やはり身体のことを考えてあげれるのは母親でしかないと思っております。

 A休みの日(一緒にいれる時間)は子供・家族と時間を過ごすこと。やはり、家庭は大切にしたいので休みの日はたくさん話をしますが彼女はすでに高校生。今では向こうが忙しいようです。

 B「かわいい〜」や「宝物〜」なんていって未だに抱きしめます(^^)。これもしかり、今じゃ抱き返されず、跳ね返されています。

 C彼女の夢に賛同・参加すること。子供も一生懸命自分のしたい道を突き進んでいます。その夢が叶うよう見守っています。あの年で一生懸命している姿には脱帽です。素晴らしいとほめています。

 D仕事の愚痴を言わない。イライラすることもありますが、極力いわない、あたらないようにしています。きっと、子供からすれば、「じゃあやめれば」の一言かなと思いますので。

また、子供にも言っていますが、「私の人生は私のものでやりたい仕事はする、母としてだけでなく一人の人間として一生懸命生きたい。だからといって貴女を育てることは嫌でも苦でもなく親であることには代わりはなく、いつでも貴女の味方であり、よきアドバイザーであり、尊敬できる母親でありたい。確かに寂しい思いはさせていることもあるけど、ごめんなさい。でも私はこうしたのでそれは理解してください。」と、小さい時から、言っております。まだまだ通過点の子育てですが、とにかく「親の背中を見て子は育つ」と思い、寂しい思いをさせている分いい加減には生きていけないし、尊敬される母親でありたいです。


■最後に、「夢を追い続けること」について、ご自身の考えをお聞かせください。

◆自分のしたいことは何か?自分はどうありたいのか?実現させるためにはどうしたらよいのか? その答えは、まず「目標」「計画」「行動」です。

例えば、1年後こうなりたいと強い意志があれば、そのためにアプローチをどうしなければいけないのか?を考え計画し行動することです。ああしたい、こうなりたいの「たい」では夢は実現できません。
こうなる・こうする・ああする、が必要と思います。そして一つずつクリアしていくこと(行動すること)です。 確かに苦楽の道の連続ですが、自分がしたいことは何なのかを明確にしておけば乗り越えていけるはずです。 自分で進みたいと思った道です。苦があってもいつか自分の糧になるし、逆に楽 ばかりの道では面白くないでしょう。経験は人を大きく成長させるものと思います それをドーンと構え、「明日には明日の風が吹く」精神で夢を追っています。 とにかく、「自分のポリシーを持つ!人は人」です!

私の家庭や考えはどちらといえば、日本的ではないかと思います。家族でいる時間は 寝ている時と月2回ほどです。 ただ、「一生懸命」ではなく家族全員「一緒懸命」生きております。本当に好き勝手 させてもらって家族には感謝です。


■今回は、お忙しい中、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。 今後の更なる発展とご家族の幸せを願っております。

柚木さんの言葉には、力とやさしさ、強さと謙虚さを感じました。 時にゆったりと、そしてやるときはやる、という姿勢、きっとこれからも、夢をどんどん実現されていかれると思います。ご活躍を楽しみにしております。



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次は、山里で『一人美容室アロマ幸せの黄色いハンカチ』を営まれる美容師の東原さんにお話を伺います。

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